Q9 風水って置物とか持ち物のラッキーカラーとかおまじないみたいですが、効果ってありますか?(T・H様)
2020/12/09
以前、あるハウスメーカーさんの風水セミナーで「風水ってどんなイメージがありますか?」とお聴きしたことがあります。
ほとんどの方が西に黄色、財布が大事、トイレ掃除など、置物やラッキーカラー、掃除が風水だと思っていらっしゃいました。日本の風水はエンターテーメント化していて、それは否定するものではありませんが、本来の風水は「気」の分析から始まり調整をして人が心地よく発展をしていくための環境を作っていくものです。このたびT・H様からいただいたご質問は現在の風水事情の課題でもあります。
エガオールからの回答
T・H様 このたびはご質問いただきましてありがとうございます。確かに風水って開運のおまじないみたいになっているところがありますよね。しかし、そのようなアドバイスは全く意味がないかというとそうでもありません。風水は長年の歴史のある学問です。その基本を応用して色や置物の話になっています。
風水は土地選びから始まった
風水は古代中国で生まれました。子孫繁栄が大きなテーマだった時代。その為亡くなった人をどこに葬るか。その土地の探し方として風水が生まれました。本来は土地を観る学問でしたが、だんだんとその理論は変化して開運法のひとつとなってきました。
日常生活への風水の取り入れ方
土地選びから始まった風水をどのように取り入れ活用していくか。
弊社が風水をお伝えする目的は「幸せに暮らすこと」です。その対策のひとつが風水です。
最終的にはお客様の選択、そして意識になります。風水は基本理論の応用で「家のこの方位には金の縁取りの時計が気を上げます」という対策が出てくることがあります。
風水は色が30%、材質が70%の割合で吉意があると考えられています。方位と住人の生年月日から導き出される対策は意味のあるものです。
すべての人に使える風水は、その分吉意は少なくなります。しかし「これをすれば開運」という意識と行動は大事です。高額の壺や掛け軸の購入は危険なので止めていただきたいですが、無理の無い範囲でできる開運法はお試しになってもいいのではないでしょうか。
本当に改善したい状況があるなら間取り図から鑑定しよう
もしすぐにでも改善したい状況なら、置物や持ち物の風水から一歩進ませてください。家ごと人ごとに違う気を把握するとそこから調整法がわかります。その先はお客様の選択と実行力になります。
ご質問いただいた「効果があるか」の答えは「全くないわけではありませんが、もっと運気を上げる方法があります」となります。今後、気になる度合いが大きくなるようでしたらぜひご相談ください。